技能教習について第1段階について第2段階について自動車学校の仕組みについて

キャンセル待ちってどうやるの?

キャンセル待ちってどうやるの?

技能教習を進めていくと、なかなか思うように予約が取れずに困ってしまうことがあると思います。特に7月~9月、1月~3月の時期は繁忙期でその時期に入校した方は自動車学校に通う教習生もかなり多く、次の技能教習が1週間も先になってしまうというのもよくある話です。そんな時に挑戦して欲しいのが「キャンセル待ち」になります。今回はキャンセル待ちの仕組みやキャンセル待ちのコツや注意点などを説明していきます。

【キャンセル待ちって何?】

まずはキャンセル待ちの仕組みについてです。技能教習は基本的には事前に予約を取らないと受けられないことになっていますが、何らかの理由で予約を取っていた教習生が当日になって技能教習の予約がキャンセルされる場合があります。そういった場合に、別の教習生がその代わりに技能教習を受けることが出来る仕組みがキャンセル待ちになります。

「そんなにキャンセル待ちってあるの?」と疑問を感じると思いますが、よくあるのが「みきわめ」が早めに終わった場合です。みきわめとは技能教習の最終時限にある教習で、そのみきわめで担当の指導員からOKが出れば技能試験が受けられる仕組みになっています。

そのみきわめがやはり1回でOKが出るとは限らないので、大抵の教習生は大目に予約取っておいたりします。もし1回目のみきわめでOKが出ると、2回目のみきわめはキャンセルとなるんですね。それ以外にも色んな理由で当日キャンセルされることがあります。

【キャンセル待ちはどうやるの?】

自動車学校によってやり方が多少違ったりしますが、大抵の自動車学校は配車受付にキャンセル待ち用の申し込み用紙が置いてあります。その用紙にキャンセル待ちしたい時間帯や教習生番号、氏名などを記入します。

そして、教習と教習の間のインターバル中に、受付のスタッフがキャンセル待ちに当たった教習生の名前を呼ぶ仕組みとなっています。よく飲食店で満席になっている時に、入り口に置いてある名簿に名前を書いて待ったりすることがありますよね?それに近いです。

【キャンセル待ちができない場合も!?】

キャンセル待ちに当たっても、教習が受けられない場合があるので注意が必要です。まずは1日に受けられる技能教習に制限があります。第一段階は1日2時限、第二段階は1日3時限(自動車学校によっては2時限までとしている学校もあります)となっています。

また、次に受ける技能教習が特殊な教習の場合だと、キャンセル待ちに当たっても受けられない場合があります。第一段階の場合だと無線教習、第二段階の場合だとセット教習や複数教習、高速教習などはキャンセル待ちしても受けられない場合があります。その辺りは、キャンセル待ちの申し込み用紙に書く前に受付の方に聞いてみるのが確実です。

それから、短期コースなどの人で技能教習の予約が全てスケジュール管理されている人は、キャンセル待ちがダメとしている学校もあります。キャンセル待ちで技能教習を受けてしまうと、その後の教習の予約が全てズレてしまいスケジュールを組み直さなければならなくなるのが理由です。これも受付の方に聞いてみるのが確実です。

【キャンセル待ちのコツ】

キャンセル待ちを取りやすくするにはどうすれば良いか。まずはキャンセル待ちは早い者勝ちになっています。キャンセル待ち用の申し込み用紙に書かれた順番で呼ばれるので、出来る限り早めにエントリーして方が良いですね。大抵、その日のキャンセル待ちの申し込み用紙は朝一に受付に置かれますので、自動車学校に到着したら真っ先にエントリーした方が得ですね。

それから、キャンセル待ちは午前中と天気が悪い日が狙い目です。午前中に関しては寝坊や遅刻したりしてドタキャンする教習生が割と多いです。天気が悪い日というのは例えば、急なゲリラ豪雨や大雪の日は、交通がマヒして教習生が来れなくなってしまうことがあります。

今回はキャンセル待ちについて説明していきましたが、キャンセル待ちの仕組みがいまいち分からず全然活用していないという方は少なくないと思います。キャンセル待ちを利用すると効率よく教習を進めることが出来て、その分免許を早く取ることが出来ますので是非活用してみてください。

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