学び直そう!交通ルール講座(第三回)

Traffic rules

交通ルール講座(第三回)

みなさん、こんにちは。運転教室スタートラインのインストラクターの稲山です。自動車学校で運転免許を取った際に学科教習で交通ルールを学んだと思いますが、時間と共に覚えた交通ルールも忘れてしまうと思います。交通ルールを1から学び直すというのは非常に大変だと思います。このコーナーでは交通ルールの中で特に重要なものやよく使うものを中心に紹介していますので、私と一緒に交通ルールを学び直しましょう。交通ルール講座は全5回になります。

交通ルール3-1

今回のテーマは「交差点」になります。交差点は歩行者や自転車、自動車など多くの物が行き交いますので、事故も多く発生します。交通事故の約60%は交差点で起きていると言われています。今回はどのように交差点を通行すれば、安全に通行できるか、邪魔にならないかという所を見ていきましょう。

まずは左折の方法になります。車は、左折するときはあらかじめできるだけ道路の左端に寄り、交差点の側端に沿って徐行しながら通行する。ここでのポイントは3つあります。1つ目は「道路の左端に寄る」です。なぜ寄せるのかというと、まずは周りの車に左折する意思を伝えるためです。もう一つは道路の左端を走る二輪車や自転車を巻き込まないためです。

交通ルール3-3

その後は「交差点の側端に沿う」というのが2つ目のポイントになります。交差点の側端というのは交差点の曲がり角になります。要は交差点に沿って小回りをして下さいと意味になります。反対に大回りすることが良くない左折の仕方になります。センターラインを越えてしまうと対向車とぶつかってしまいます。

交通ルール3-4

その後は「徐行しながら通行」というのが3つ目のポイントになります。徐行というのは「車がすぐに停止できるような速度」を意味しています。横断歩道に歩行者が横断していることがありますので、いつでも止まれるように徐行して下さい。

続きまして、次は右折の方法になります。車は、右折しようとするときは、あらかじめできるだけ道路の中央に寄り、交差点の中心のすぐ内側を徐行しながら通行する。文章のベースは左折の文章とほぼ同じです。左折と違うだけ見ていきますと、「道路の左端」というのが「道路の中央」となっています。中央線がある場合だと中央線に寄せる。なぜ寄せるのか?というとまず周りの車に右折する意思を伝えるためです。2つ目の理由は後続車が追い越しやすいようにするためです。

交差点の中の通り方は交差点の中心のすぐ内側となっています。交差点というのは2つ以上の道路が交わる部分を言います。交差点の中心はここになります。ひし形の標示が中心を示しています。

内側はひし形より手前側になり、外側はひし形より向こう側になります。外側は反対から右折してくる車がいるので危険ですよね。「すぐ内側」というのは交差点の中心(ひし形)に近い部分の内側を指しています。右折先にも車が停まっている場合もありますし、信号のない交差点だと曲がってきます。曲がる速度は左折と同様に徐行になります。補足になりますが、合図を出す時期は交差点から約30mになります。

次は交差点での優先関係になります。まずは同じ道路を走る車同士の関係になります。交差点を直進する車、左折する車、右折する車の3パターンがあります。この場合には直進と左折する車が優先になります。右折する車が直進や左折する車に道をゆずる必要があります。

右折が待つというルールはあくまでも同じ道路を走行する車同士の関係になります。例えば、横から車が来た場合にはまた別のルールがあります。走っている道路が違いますので、道路自体に優先関係があります。

信号がある交差点では交差する道路は赤信号で停まっているので関係ありませんが、信号がない交差点については道路自体に優先関係があります。比較的多いのがどちらかの道路に「止まれ」の標識がある場合になります。止まれの標識が付いていない道路の車が優先になります。見通しの悪い交差点にこの止まれの標識が付いていることが多いです。さらに止まれの標識がある方は一時停止をする必要もあります。左右から車が来ない状況でも一時停止をする必要があります。

止まれの標識がない場所では優先道路というルールがあります。例えば、中央線がこのようになっている場合は、中央線が通り抜けている道路の方が優先道路になります。中央線がない交差点では道幅が広い方が優先になります。

信号のない交差点での優先関係について紹介しましたが、一般ドライバーの方もルールをしっかり理解していなかったり、知っていても無視してしまう方も多いので、住宅街などを通行する時はたとえ自分が優先であっても相手に道をゆずる気持ちでいきましょう。

今回は交差点がテーマでしたが、右左折する時に周りの車に迷惑をかけないように安全に通行できるように普段から意識して運転してみて下さい。

 

交通ルール講座(第1回 信号)

交通ルール講座(第2回 車線)

交通ルール講座(第4回 標識等)

交通ルール講座(第5回 駐停車)

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