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苦手な縦列駐車を克服しよう!

苦手な縦列駐車を克服しよう!

技能教習の第二段階に入ると出てくるのが、今回のテーマである「縦列駐車」になります。卒業検定の課題にも方向変換と縦列駐車が課題になっているので、どうにか攻略したいですよね。でも、方向変換と縦列駐車の練習時間は3~4時限程度とかなり少ないので、苦手意識を持っている方も多いと思います。今回は縦列駐車の手順や注意点などを説明していきますので、是非参考にしてください。

まずは縦列駐車はそもそもどんな駐車なのか。簡単に言うと、縦列駐車は路上駐車の方法の1つになります。もちろんただの路上駐車ではなく、すでに路上駐車されている車と車の間にバックで路上駐車する方法になります。自動車学校の所内コースの縦列駐車コースには車の代わりにポールが立てられており、そのポールの間にバックで駐車してその場所から出るまでが課題となっています。

それでは縦列駐車の手順を見ていきましょう。まずは縦列駐車するスペースよりも少し前に車を出していきます。前に出す時のポイントは、ポールと車体を約1mのスペースを空けること。1mという間隔が難しいと思いますが、ちょうど助手席のドア1枚分になります。1m空けずに縦列駐車をやってしまうとポールに接触しやすくなるので注意してください。

1m空けた状態からゆっくりバックしていきます。車体の後ろとAのポールが横並びになったタイミングでハンドルを左に全開に回していきます。この時、車を動かしながらハンドルを回した方が良いのか、あるいは車を止めた状態(すえ切り)でハンドルを回した方が良いのか少し問題になってきます。実際の卒業検定ではどちらも減点にはなりませんが、自動車学校によってその方針が変わってくるので通っている自動車学校のやり方に合わせるのが無難です。

左にハンドルを全開に回してバックしたら、今度は入りやすい角度を付けていきます。角度の目安は、車体の右側のラインの延長上に一番奥にあるBのポールがきたタイミングになります。Bのポールに合わせる時は右のドアミラーを見るか直接目視するかになります。これも自動車学校の方針によって変わってくるので、それに合わせるのが無難です。

ハンドル操作は、車体の右側のラインの延長上に一番奥にあるBのポールがきたタイミングでハンドルがまっすぐになるように調整します。車を止めた状態(すえ切り)でハンドル操作する場合は、Bのポールにきた所で車を止めてハンドルをまっすぐに戻しますが、車を動かしながらハンドル操作する場合は、Bのポールよりも少し前の段階から戻し始めることになります。

それから、ハンドルをまっすぐに戻す時にどこがまっすぐの状態なのかが分かりにくいです。そのコツはハンドルの回せる量を理解することです。普通車の場合、ハンドルは左右に全開に回すと1回転半~2回転近く回ります。慣れてくると腕の感覚で分かるようになりますが、最初はゆっくり数えながらやってみましょう。

入りやすい角度を付けた状態からまっすぐバックして、最後に右にハンドルを全開に回して車体をスペースに入れます。最後にハンドルを右に回すタイミングは2つの目安があります。1つ目は車体の左先端。最初のバックでも目安として使ったAのポールの延長上に車体の左先端が揃ったタイミングになります。

2つ目の目安は車体の右後輪。車体の右後輪が縦列駐車のスペースに入り始めたタイミングになります。これも2つの目安がありますが、自動車学校の方針に合わせるのが無難です。
ハンドルを右に回してバックしたら、スペースに車体が完全に収まるまでバックします。この時、ハンドルはまっすぐに戻さなくても大丈夫です。ハンドルをまっすぐに戻してしまうと、出る時にハンドル操作が難しくなってポールを引っかけてしまう危険性があります。

車体が完全にスペースに収まったら、今度は右合図を出して前進してCの位置まで戻ります。縦列駐車はスペースから出る所までが課題になっているので、最後まで気を抜かないようにしましょう。特に気をつけて欲しいのはポール。出る時にハンドル操作をミスして左先端をポールに引っかけてしまうケースがよくあります。ポールに少しでも当たってしまうと危険行為で失格になりますので、ゆっくり慎重に出ましょう。

縦列駐車の手順を説明しましたが、操作が複雑なので卒業検定の時に緊張から手順を間違えてしまったりしてスペースに車体が収まらないということがあります。そういった場合は方向変換と同じで卒業検定ではやり直しができます。やり直しには色んな方法がありますが、一番おすすめなのは最初の位置(C)まで戻って全てやり直すことです。途中まで戻って途中からやり直すのはなかなか難しくドツボにハマりやすいです。ただし、4回やり直してしまうと通過不能で失格になりますので、やり直す回数にも気をつけてください。

最後になりますが、縦列駐車がどうしても苦手という方は多いと思います。おすすめの学習方法がYouTube動画やスマホのアプリ(駐車場の王)になります。全国にある自動車学校が縦列駐のやり方の動画をアップしてくれていたり、スマホのアプリにもバック操作の練習に役立つ無料のアプリがありますので、そういったコンテンツを活用してみてください。