まだ間に合う!一夜漬けの仮免学科試験対策

まだ間に合う!一夜漬けの仮免学科試験対策

「明日が仮免学科試験だけど、全然勉強していない・・」と前日になって焦って勉強し始める方も多いと思います。「いまさら頑張っても無理かな」と諦めてしまうのはまだ早いです。仮免学科試験は難しい問題ばかりではなく常識問題もかなり出題されるので、一夜漬けでも合格は十分に狙っていけます。今回は仮免学科試験で特に問われやすい問題を50問に厳選してみましたので、仮免学科試験対策の参考にしてください。

1 12歳未満のこどもには、チャイルドシートを使用しなければならない。

× 学科教本P11 チャイルドシートの使用は6歳未満の幼児が対象です。

2 自動車を運転するときのシートの前後の位置は、マニュアル車の場合、クラッチペダルをいっぱいに踏み込んだ時にひざが伸び切った状態に合わせると良い。

× 学科教本P18 ひざが伸び切った状態では操作しにくく疲れやすいので、わずかに曲がるくらい余裕がある状態に合わせた方が良いです。

3 赤色の灯火の点滅信号の場合、車や路面電車は一時停止をしなければならない。

〇 学科教本P22 設問の通りです。

4 黄色の灯火の信号が点滅していたら、一時停止をしてから徐行して通行しなければならない。

× 学科教本P22 黄色の点滅信号は一時停止も徐行も必要なく、注意して進むことができます。

5 これらの信号は、正面から見た場合、同じ意味である。

〇 学科教本P24 設問の通りです。手信号についてはこちらの記事も参考にしてください。

6 この場合、車は矢印の方向に進むことができる。

× 学科教本P22 黄色の矢印は路面電車が対象です。車は青色の矢印になります。

7 これらの手信号は、正面から見たとき二つとも同じ意味である。

〇 学科教本P24 腕を下げている場合も対面しているときは赤信号になります。

8 この標識は、「通学路に伴う横断歩道に注意」を表すものである。

× 学科教本P37・39 こどもが小学校などに通うための通学路を示しています。
標識に関してこちらの記事も参考にしてください。

9 この標識のあるところでは、原動機付自転車や軽車両も進入することができない。

〇 学科教本P31 問題の標識は「車両進入禁止」で一方通行の出口に設けられています。車両(自動車・原付・軽車両)の進入が禁止されています

10 この標識がある道路は、歩行者専用道路であるので、車両(認められた車は除く)は通行することができない。

〇 学科教本P56 設問の通りです。この標識は住宅街などによく設置されており、歩行者しか通行できないことを示しています。

11 この標識があるところでは、原動機付自転車や軽車両は通行することができる。

× 学科教本P31 問題の標識は「車両通行止め」で車両(自動車・原付・軽車両)の進入が禁止されています。

12 この標示は、車が停止することができない部分であることを示している。

〇 学科教本P42・58 消防署などの前にある「停止禁止部分」と呼ばれるものです。

13 この標示があるときは、前方に横断歩道・自転車横断帯がある。

〇 学科教本P47 設問の通りです。

14 この標識は、近くに動物園があることを示している。

× 学科教本P37 問題の標識は「動物が飛び出すおそれがあり」です。

15 この標識は、横断歩道であることを示している。

〇 学科教本P36 設問の通りです。

16 同一方向に二つの車両通行帯のあるところでは、速度の速い車が右側を速度の遅い車が左側の車両通行帯を通行する。

× 学科教本P53 右側の車線は追い越しなどのために空けて、原則左側の車両通行帯を通行しなければなりません。

17 エンジンをかけている二輪車を押して歩く時は、歩行者として扱われるので、歩道や路側帯を通行することができる。

× 学科教本P50 エンジンを切って二輪車から降りないと歩行者としては扱われません。

18 バス専用通行帯において、小型特殊自動車、原動機付自転車、軽車両以外の自動車でも、工事や右左折などやむを得ない場合はその通行帯を通行することができる。

〇 学科教本P62 設問の通りです。専用通行帯はこちらの記事も参考にしてください。

19 路線バス等優先通行帯を走行中に通園バスが近づいてきたが、路線バスではないのでそのまま優先通行帯を通行し続けた。

× 学科教本P63 路線バス等優先通行帯の「路線バス等」には通学・通園バスも含まれています。

20 原動機付自転車が二段階右折をしなければならないのは、この標識のある交差点だけである。

× 学科教本P68 問題の標識だけでなく、交通整理が行われており、車両通行帯が3つ以上ある道路の交差点も二段階右折しなければなりません。

21 交差点を右折する時は、交差点の中心の外側を徐行するとよい。

× 学科教本P67 「外側」ではなく「内側」です。交差点の外側は対向車が来るので危険です。

22 見通しのよい踏切や、踏切警手のいる踏切では、一時停止は必要なく安全を確認するだけでよい。

× 学科教本P75 踏切に信号機がある場合は、青信号に従って一時停止しなくてよいですが、それ以外は一時停止しなければなりません。

23 雨が降って路面が濡れているときは制動距離が長くなるが、重い荷物を積んでいるときは制動距離が短くなる。

× 学科教本P84 重い荷物を積んでいるときも制動距離が長くなります。

24 一般道路における自動二輪車の最高速度は時速60kmである。

〇 学科教本P83 法定速度(標識などで指定されていない道路)は原動機付自転車が時速30km、原動機付自転車以外は全て時速60kmです。

25 この標識は、両耳の聴力が補聴器を用いても10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえない程度の聴覚障害者が、車の前と後ろの定められた位置につけなければならないものである。

〇 学科教本P97 設問の通りです。

26 歩道を横切るとき、歩行者がいなかったので一時停止しないでそのまま横切った。

× 学科教本P56 歩行者がいなくても必ず一時停止をしなければなりません。

27 横断歩道や自転車横断帯の手前で停止している車の側方を通過するときは、前方に出る前に必ず一時停止しなければならない。

〇 学科教本P94 設問の通りです。停止している車の陰から歩行者が横断者してくる危険があります。

28 白いつえを持った人が歩いていたので、一時停止か徐行をした。

〇 学科教本P96 白か黄のつえを持った人は目の不自由な方です。一時停止か徐行をしましょう。また、こどもや車いす、盲導犬を連れた人、高齢者の場合も同様です。

29 危険防止でやむを得ない場合を除いて、このマークのついた車両に割り込みや幅寄せをしてはならない。

〇 学科教本P97 設問の通りです。問題のマークは「身体障がい者標識」になります。

30 こどもが一人で歩いているときは、必ず一時停止をしてこどもが安全に通行できるようにしなければならない。

× 学科教本P96 一時停止か徐行でどちらかでよいです。必ず一時停止ではありません。

31 右左折をする際に合図を出すのは、その3秒前である。

× 学科教本P101 右左折や転回(Uターン)の合図の時期は、その交差点や地点から30m手前になります。約3秒前は進路変更の合図の時期になります。

32 一方通行の道路で緊急自動車に道をゆずるとき、かえって緊急自動車の妨げとなるような場合でも左に寄って進路をゆずらなければならない。

× 学科教本P60 一方通行の道路では対向車が来ない場所なので、左に寄るとかえって緊急自動車の妨げとなるようなときは右側によっても良いです。

33 横断歩道に歩行者がいない場合は、横断歩道の手前30m以内の場所であっても、追い越しをすることができる。

× 学科教本P113 横断歩道に歩行者がいるいないに関係なく追い越しは禁止です。

34 停車している通学・通園バスの側方を通過するときは、徐行しなければならない。

〇 学科教本P96 子供がバスの影から飛び出してくる危険があるので徐行しましょう。

35 車両通行帯のあるトンネル内では、追い越しをしてもよい。

〇 学科教本P113 車両通行帯のあるトンネル(片側2車線以上の道路)では追い越しすることが出来ます。
追越し禁止に関してはこちらの記事も参考にしてください。

36 この標識がある道路で、道路の右側部分にはみ出さないで、原動機付自転車を追い越した。

〇 学科教本P114 問題の標識は「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」で右側部分にはみ出さなければ追い越しすることは出来ます。
はみ出し追い越し禁止に関してはこちらの記事も参考にしてください。

37 車両通行帯が黄の線で区画されている場合でも、右左折のためであればこの線をこえて進路を変更することができる。

 × 学科教本P106 たとえ右左折や追い越しのためであっても進路を変更してはいけません。ただし、緊急自動車に進路をゆずるため、道路工事などのためであれば進路を変更することができます。

38 追い越しをするときは、右の方向指示器を出して約3秒後に最高速度の制限をこえて追い越しすることができる。

× 学科教本P117 追い越しをする場合であっても最高速度をこえてはいけません。

39 横断歩道のないところで歩行者が横断している時は、自動車はその進行を妨げてはならない。

〇 学科教本P94 横断歩道がない場所でも歩行者が横断しているときはその通行を妨げてはいけません。

40 イラストのように車をけん引する場合、けん引免許が必要である。

× 学科教本P127 故障車をロープやクレーンなどでけん引するときはけん引免許は必要ありません。

41 車両総重量4000kgの貨物自動車は、普通免許で運転することができる。

× 学科教本P126 車両総重量が3500kg未満のもの、最大積載量が2000kg未満のもの、乗車定員が10人以下のもの、この3つの条件の全てに該当する自動車でないと普通免許では運転することができません。運転免許制度についてはこちらの記事も参考にしてください。

42 バスやタクシーを回送目的で運転する場合は、第一種運転免許で運転することができる。

〇 学科教本P125 お客さんを乗せて営業する場合には第二種運転免許が必要ですが、回送(営業していない)などお客さんが乗っていない状態の場合には第一種運転免許で運転することができます。

43 10人乗りの乗用車を普通免許で運転した。

〇 学科教本P126 普通免許では乗車定員10人以下の車までが運転できます。運転免許制度についてはこちらの記事も参考にしてください。

44 普通免許で、小型特殊自動車、普通自動二輪車、原動機付自転車を運転することができる。

× 学科教本P125 普通免許で普通自動二輪車を運転することができません。

45 オートマチック車の「クリープ現象」とは、ブレーキペダルをゆるめるとアクセルペダルを踏まなくても自動車が動き出すことである。

〇 学科教本P143 設問の通りです。チェンジレバーをPかN以外にすると動きます。

46 AT車は運転の基本を正しく理解すれば、MT車に比べてより危険が少ないので安易な気持ちで運転することができる。

× 学科教本P144 操作はMT車に比べると楽になりますが、危険は同じです。

47 歩行者のそばを通るとき、歩行者との間隔が十分であれば徐行する必要はない。

〇 歩行者のそばを通るときは原則安全な間隔をあけて、安全な間隔をあけなければ徐行になります。

48 時速20kmまで速度を落とせば、徐行したことになる。

× 学科教本P87 徐行は、車がすぐに停止できるような速度で、時速10km以下の速度と言われています。

49 チャイルドシートはできるだけ後部座席に取り付けるようにする。

〇 学科教本P11 助手席はエアバッグが作動した場合に危険です。

50 信号が黄色の灯火になったとき、安全に停止できなかったのでそのまま進んだ。

〇 黄色の灯火は原則とまれになりますが、黄色の灯火に変わったときに停止位置に近づいていて、安全に停止することができない場合は、そのまま進むことができます。

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