技能教習について技能検定について第1段階について第2段階について自動車学校の仕組みについて

技能教習のみきわめがなかなか通らない

技能教習のみきわめがなかなか通らない

技能検定を受ける直前の技能教習には「みきわめ」と呼ばれるものがあります。そのみきわめが通って初めて技能検定が受けられる仕組みになっているので、技能教習の最終時限の段階で運転技術が足りていない場合は技能教習が延長されることになっています。

周りの知り合いはすんなりみきわめが通っていく中、自分だけがみきわめが通らずどんどん技能教習が延長されていくと、精神的にもとても不安になってきますよね。今回は技能教習の「みきわめ」について説明していきますので、是非参考にしてください。

まずは、みきわめが出来る限り延長しないようにするためにはどうすれば良いか。実はみきわめの時間よりも、みきわめに至るまでの途中の技能教習の方がとても重要です。みきわめの段階に来て焦り始めても挽回するのはなかなか難しいです。1つ目に実践して欲しいことは技能教習を受ける頻度です。

車の運転は時間経つ程その感覚を忘れてしまうので、出来る限り技能教習は間を空けずに受けることが大切です。とてもシンプルなことですが、毎日練習している人と週に1~2回しか練習していない人ではその習得スピードは全然違ってきます。

2つ目に実践して欲しいことは、技能教習を受ける前にある程度予習をしておくこと。入校した時に「運転教本」というテキストを貰ったかと思いますが、少し見ておくだけでも技能教習の習得スピードが違ってきます。本を読むのが苦手な方はYouTube動画にも良い教材がたくさんあるので、それらも活用してください。

次は実際に技能教習のみきわめが延長し始めたらどうすれば良いか。これは第1段階と第2段階によって対策が変わります。まずは第1段階のみきわめについてですが、第1段階は運転経験が少ないので、みきわめが延長しやすいのが特徴です。だいたいの目安ですが、最短時限より5時限くらい延長してしまうのは割と普通です。5時限以上延長している方は必要以上にみきわめが延長しないようにその対策を考えた方が良いです。

例えば、運転免許をマニュアル免許で取ろうとしている方はオートマチック限定に変更するという選択肢もあるので、あまりにみきわめが延長している場合は一度担当の指導員に相談してみるのも良い方法だと思います。どうしてもマニュアル免許を取る必要がある方は、オートマチック限定で免許を取った後に「限定解除」という方法でマニュアル免許に切り替える方法も存在します。

あとは通っている自動車学校に技能教習の指導員を指名できる制度がある場合には、その指名制を利用するのもおすすめです。みきわめの担当の指導員が毎回違う指導員だと、教習後のアドバイスも毎回違ってくるので自分の運転に何が足りていないのか分からなくなりやすいです。指名制がない場合は、指導員を固定できないか受付に相談してみるのも良い方法です。自動車学校は割と融通が利きやすいのでダメもとで聞いてみましょう。

それから、ちょっとしたテクニックですが、みきわめの時の態度も重要です。例えば、全く同じ運転技術だとしても態度の良い教習生と態度の悪い教習生だと、圧倒的に態度の良い教習生の方がみきわめが通りやすいです。自動車学校の指導員も人間なので、一生懸命頑張っている教習生に対しては「みきわめをどうにか通してあげたい」という気持ちになりますので、挨拶や返事だけでも意識してみると良いと思います。

次は第2段階のみきわめについてですが、第2段階は路上教習と所内コースでの方向変換と縦列駐車がみきわめの課題となっています。特に方向変換と縦列駐車の練習は3~4時限くらいしかないので、方向変換と縦列駐車が出来なくてみきわめが延長してしまうケースが多いです。

さらに第2段階のみきわめは時間の関係から、方向変換と縦列駐車の練習時間はせいぜい10分程度しかありません。そのため、みきわめまでに方向変換と縦列駐車が出来るようになっていないと、みきわめだけでは方向変換と縦列駐車が上達せずズルズルと延長してしまう教習生がとても多いです。

そこでおすすめなのがみきわめを放棄すること。どういうことかというと、担当の指導員に「今回はみきわめをなしで良いので、1時限ずっと方向変換と縦列駐車だけを練習させてもらえませんか?」と相談することです。特に方向変換と縦列駐車が出来ていないことが、みきわめの通らない原因となっている教習生の方には効果的なので、担当の指導員に相談してみてください。

最後になりますが、技能教習のみきわめというのはすんなり通ってしまった方にとっては何も印象に残らないものかと思いますが、なかなか通らない方にとってはとても辛くて自動車学校に通うのも嫌になってしまうものだと思います。ありきたりな話かもしれませんが、みきわめで苦労した分だけ技能検定に合格した時はその感動も大きいものになると思います。

私が自動車学校で働いていた時もみきわめで苦労している教習生をたくさん見てきましたが、自分を信じて一生懸命取り組んでいた方は最終的にはみんなみきわめが通っていました。みきわめは先が見えなくてとても不安になると思いますが、「次はきっと上手くいく」と前向きな気持ちで頑張ってみてください。